海外FX業者「Tradeview」の詳細や評判について

- Tradeviewってどういう会社?
- Tradeviewのレバレッジやスプレッドは?
- Tradeviewについて詳しく知りたい
Tradeviewは設立から10年以上経ち、海外FX業者の中でも屈指の低スプレッドを誇りながら、日本国内の知名度はあまり高くありません。
そこでこのページでは、Tradeviewの基本情報から取引スペック、評判などを詳しく説明していきます。
まずはTradeviewの基本的な情報から。さあ行きますよ!
TradeviewはどういうFX会社?評判は?
Tradeviewはケイマン諸島にライセンスを登録している海外のFX業者です。ケイマン諸島には多くの金融関係の企業が存在します。
そのTradeviewの設立は2004年。10年以上会社が経営されていることがわかりますが、10年以上の歴史はFX業者の中でも長いほうで、その点は信頼に値します。
また、FX業者の信頼性を計るうえで、サービスのサポート体制がどうなっているかがとても大事になります。
日本語サポート体制アリ
海外FX業者と聞いて、もし分からないことがあった際に英語でサポートデスクに問い合わせなければならないと思うかも知れません。もし英語で問合せしなければならないとしたら少し大変ですよね。
実際には、Tradeviewのサポートに日本語のできるスタッフが常時います。
Tradeviewの公式サイトが日本語に対応していますし、Tradeviewに直接問い合わせたい場合は、月曜午前5時~土曜6時まで日本語の電話とメールのサポートを日本語で受けることができます。会社や取引についてなにか分からない事があっても安心ですね。
このように、Tradeviewの日本人トレーダーに対するサポートは万全。
このTradeviewの提供するサービスはどういったものなのでしょうか。最大の特徴は4つのタイプの取引口座を用意していることです。
Tradeviewには4つのタイプの口座がある
Tradeviewには4つのタイプの取引口座があり、以下のようになります。
口座タイプ | 最大レバレッジ | 取引システム | 最低入金額 |
---|---|---|---|
cTrader | 400倍 | cTrader | 10万円 |
Viking | 400倍 | CURRENEX | 10万円 |
X Leverage | 500倍 | MT4 | 1万円 |
ICL | 200倍 | MT4 | 10万円 |
このように同じTradeviewという会社でも口座が違うと異なる部分が多くの点で見られます。それぞれのプラットフォームの特徴を簡単に見ていきましょう。
cTrader
・板情報(※2)が常に見れる
・リクオート(注文拒否)がない
・約定力がつよい(注文成立が素早い)
CURRENEX
・機関投資家向けの多くの種類の注文方法
・ワンクリック注文で、取引がスムーズ
・多言語に対応している
MT4
・世界中で人気のツール
・多くのテクニカル分析指標
・自動売買をプログラム可能
※板情報:注文されている売り買いの値段が見られるもの。
このように同じTradeviewという会社でもプラットフォームが異なれば、特徴もやや異なります。さらに注文方式も異なりViking口座、X Leverage口座(スタンダード口座)はSTP方式で、cTrader口座、ICL口座はECN方式です。
ECN方式とSTP方式という言葉が少し難しいと思いますので、説明いきます。
ECN方式とSTP方式とは?
ECN(Electronic Communications Network)方式とは、顧客同士を顧客から受けた注文を自動でマッチングする方式。ブローカーを経由せず、直接インターバンクと呼ばれている電子商取引所に流して売買を成立させます。直接インターバンクに注文を流すことから、より適正なレートでの取引が可能
STP(Straight Through Processing)方式とは、顧客の注文がブローカーを経由して、ブローカーがカバー先(FX業者が提携している大手金融機関のこと)とマッチングさせる方式。ECN方式は自動的にインターバンクに届きますが、STP方式は注文の行き先が操作できます。したがって、カバー先が多いブローカーのほうが、よりよいレートの提示が可能です。
ECN方式とSTP方式を比較するとECN方式は板情報を見ることができ、スプレッドが狭く、透明性がSTP方式に比べより高いですね。しかし、STP方式の場合は少ないロット数かつ、高レバレッジで取引ができます。
板情報を見ながら大きな額の取引をしたい中級者はECN方式、少額から高レバレッジで取引したい初心者はSTP方式が向いていると言えます。
このようにTradeviewは取引口座のタイプも多くトレーダーにとって取引しやすい環境を整えていますが、Tradeviewの評判はどうなのでしょうか?
Tradeviewの評判
実際に具体的にTradeviewの口座で取引をしている人の評判はどのようになっているのか見ていきましょう。
- Tradeviewのスプレッドの狭さにいつも驚く
- 取引手数料が本当に安い
- サポートが充実していて安心
このようにTradeviewは、概ね良い評判がネット上で散見されます。
Tradeviewの評判が見たところで、肝心の取引スペックに関して見ていきましょう。
スプレッドと手数料の安さは海外FXの中でトップレベル
海外FXの中でも、Tradeviewのスプレッドと手数料の安さは業界随一と言っていいほどハイ・レベルです。特にcTrader口座。
安さが比較できるよう、他の海外FX業者と一緒に見てみましょう。比較対象はLAND-FXとTitanFXです。
Tradeview | LAND-FX | TitanFX | |
---|---|---|---|
米ドル円 | 0.2pips | 0.9pips | 0.4pips |
ユーロ円 | 0.5pips | 1.3pips | 0.3pips |
ポンド円 | 0.9pips | 1.9pips | 1.3pips |
ユーロドル | 0.2pips | 0.8pips | 0.3pips |
Tradeviewは他の海外FX業者と比べてもスプレッドが狭いのが特徴です。またTradeviewの米ドル円の最小スプレッドが0.0であり、スプレッドが0で取引できます。
しかし、いくらスプレッドが狭いと言っても手数料が高ければ取引コストが高くなってしまいますTradeviewの手数料はどうなっているのでしょうか?
Tradeviewの取引手数料
こちらも同比較対象と並べてみました。取引手数料は1lot=10万通貨あたりの値段で、往復のもの。
Tradeview | LAND-FX | TitanFX | |
---|---|---|---|
取引手数料 | 5.0ドル | 8.0ドル | 7.0ドル |
こちらもTradeviewは他の海外FX業者より安いです。したがって、Tradeviewで取引する際に掛かるコスト(スプレッド+取引手数料)が安く、とても効率的に取引ができますね。
ときに、このページでは海外FX業者という言葉がよく出てます。そこで海外FX業者について少しだけおさらいしてみましょう。
そもそも海外FX業者って?
日本の金融庁にライセンスを得たFX業者が国内FX業者であるなら、海外の金融庁にライセンスを得るなどしたFX業者が海外FX業者です。国内FX業者と比較した海外FX業者の特徴は主に・・・
- 国内金融庁の規制に縛られない
- 最大レバレッジが桁違いに高い
- 借金なしのゼロカットがある
- 最強ツールMT4を標準装備
- そのためスプレッドが国内より広い
メリットは何といっても金融庁規制の影響を受けない最大レバレッジの高さと借金なしのゼロカットシステム。スプレッドの広さはMT4の提供から仕方ない面があります。
海外FXは国内FXと比べてサービスの質で勝負するしかありませんから、実際に良業者が多いと言えます。明確なデメリットは、数百万円~数千万円などの利益が出たとき、国内FXより税金が高くなる場合があること。
いずれにせよ、特にFX初心者に注目されたいのは、このゼロカットのシステムです。国内FXはトレードで借金が出るほどの損失を被ってもFX業者は補填してくれませんが、海外FX業者はFXトレーダーの借金分に関しては肩代わりしてくれ返済義務が生じません。
少しわかりにくいと思うので、詳しく見ていきましょう。
ゼロカットシステムとは?
ゼロカットシステムというのは、取引をしていて大きな損失をしていしまい、口座残高がマイナスなってしまっても、そのマイナス分を帳消しにしてくれるシステムのことです。
ひとこと言うと、国内FXでトレードする限り借金を背負う可能性がありますが、海外FXでトレードすれば借金を背負う可能性はないということ。このシステムのおかげで、日本口座で取引するよりも、リスクを限定し、大きな額の取引が海外FX業者では可能です。
安心安全な海外FX業者選び
万が一にも詐欺を行うような業者というのは、ネット社会では噂が瞬く間に広がり、すぐにつぶれてしまいます。それでも国内で金融庁ライセンスを取得していない業者というだけで心配する人も少なくありません。
そこで、海外FX業者の安全性を確かめるために、次の3つのことを見るようにしましょう。
- 金融ライセンスの有無
- 運営期間の長さ
- 信託保全の有無
金融業をしていくためにはその国の金融監督庁(日本では金融庁)から許可をもらわなければいけません。その許可のことを金融ライセンスといい、金融ライセンスを持っているということは、その国が設定した基準をクリアしたことになりますから、国により基準の差はあるものの、一定の信頼性はあると言ってもよいでしょう。Tradeviewはケイマン諸島の金融ライセンスを獲得していますから、取引する場合、信頼性は高いです。(ケイマン諸島は多くの大手金融会社が集まっており、許可の基準が高いです。)
運営期間が長ければ、長年利益をだし、会社を経営し続けていることになりますから、長年信頼され続け、利用されてきたことになります。ですから長ければ長いほど信頼度は増します。信頼されている大手FX業者は10年以上が多いです。
信託保全とは、万が一FX業者が倒産してしまった場合でも、そのFX業者が指定していた信託銀行を通して預けていた資金が返却される仕組みのことです。もし信託保全がないケースで、例えば多額の資金を入金した翌日にFX業者がつぶれた場合、入金した資金が戻ってきません。ですから信託保全の有無というのもしっかりとみておきましょう。
いずれにせよ、入金し、トレードできて、しっかり出金できれば良いわけです。もし心配な場合は上の3つの項目を確認してみましょう。
それでは、次はそのTradeviewの入出金方法がどうなっているか見てみましょう。
トレードビューの出金や入金に関して
Tradeviewへの入金や出金は、クレジットカード/デビットカード、Uphold(ビットコイン/ライトコインなど)、銀行送金、OKPAY、ecoPayz、NETELLER、Skrill、STICKPAY、AlliedWalletが対応しています。
Tradeviewは様々な対応をしていますが、日本人がTradeviewで取引する際、入金や出金の手段としてよく使われているクレジットカード、銀行送金(海外送金)、Uphold(ビットコイン/ライトコイン)について詳しく見てみると、以下のようになります。
Tradeview | LAND-FX | TitanFX | |
---|---|---|---|
取引手数料 | 5.0ドル | 8.0ドル | 7.0ドル |
出金の際は反映するまで時間がかかるので、気を付けてくださいまたカード入金の際は入金してから30日間は出金できませんので、注意してください。
まとめ
海外FX業者のTradeviewの概要を見てみていかがでしてしょうか。Tradeviewは低スプレッドと約定力が高いということを売りにしていることが分かったと思います。
またTradeviewには口座タイプも4つありそれぞれ異なった良さがありましたよね。どういう口座で取引をしたいかしっかりと考えて今後、FX取引をしていきましょう。