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news! 10/19 ドル円上昇も失速

強気相場

ドル円相場の上昇はやや失速

ドル円上昇も失速

現在のドル円市場は112.96円付近で取引されている。高値は113.11円、安値は112.91円。

下落の傾向は東京市場がオープンしたときの113円をキープするように強く表れている。この下落は、ニューヨーク市場で上昇したドル円相場が113.09円に差し掛かるときに起こっている。しかし、米国の2年債利回りが2.55%から2.57%、10年債利回りが2.30%から2.35%に上昇したニューヨーク市場で、ドルの値段はフラットに終わった。また、FRBは先物利回りの利上げの可能性を92%に設定している。

現時点では、FEDの更なるタカ派議長(テイラー候補)に対する期待が利上げの推進力。FED公開基金の先物の市場は引き続き堅調に推移したことで、12月の利上げの可能性を92%とした。

FEDの理事会によると、タカ派の出現は米経済に良い影響を与えるとのこと。FED会長のDudley氏は、明日の上院予算の主要評決に先立つワシントン政策決定が最大の不確実要因と加えた。

10月19日 2017年
原典:「USD/JPY: bears take charge in the Tokyo open

編集部の見解

ドル円について強気相場が弱気相場に転じたと報じられたのが10月17日。昨日から勢いよくドル円が上昇しました。

一時的なチャートの昇降で簡単に相場観は変わりませんが、あまりチャートを追いすぎるとどちらが順張りでどちらが逆張りか分からなくなってきます。分からないときはやはりエントリー見合わせが正解でしょうか。

今回は111.60円のサポートラインが堅かったわけですが、レジスタンスは113.40円ラインが堅いと言われています。このラリーがいつまで続くか少し分からないので、ブレイクまでは見合わせが良いでしょう。

また連邦準備制度理事会のニュースは連日続きドル円相場も振り回され気味。当編集部トレーダーの小さなショートポジションも、強気相場に切られてしまい、チャートがブレイクするまでドル円相場もトレードもブレイク(休憩)するとのことです。

news! 10月17日 ドル円ブレイクダウン狙い目