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news! 10月17日 ドル円ブレイクダウン狙い目

弱気相場

下落バイアスによるレジスタンス

10月17日 ドル円弱気相場

現在ドル円は、112.80円付近で取引されている。ややボラティティは欠いているものの、ドル円東京市場は好調な売りでオープン。

今週はこの先、たくさんのリスクがある。ドル円の上昇をブレイクさせない下落バイアスのあるレンジ相場の中で、円は※セーフヘイブンとして扱われ広い値幅で取引されることとなる。


※金融危機や経済不況時、資金や資産を避難させるために買われる通貨(など)

なお、麻生財務大臣によると、北朝鮮の脅威がこれまでにないレベルで高まっているとのこと。

米10年国債利回りは2.28%から2.30%、2年債利回りは1.51%より1.54%へ上昇。連邦準備制度基金の先物利回りは堅調に推移、12月の利上げは87%となった。日中の米ドル指数は0.2%上昇、おそらく※H&S(ヘッド・アンド・ショルダーズ)の底となっている。


※高値の天井を判断する目安

一方で、FXStreetのチーフアナリストValeria Bednarik氏は4時間足チャートについて、次のように説明。

  • インジケーターでは読みにくい相場
  • どちらかというと下落
  • 今後のセッションではリスクは下がるはず

さらに・・・

  • 111.60円は強力なサポートライン
  • これをブレイクダウンしたら下落は急
  • まずは111.20円のサポートラインへ向かう

と加えた。

10月17日 2017年
原典:「USD/JPY: bears attempting to cap rallies on 112 handle

編集部の見解

先々週は強気相場と言われていたのに今や下落ムードのドル円。

なぜ上がった? なぜ下がった? 
を追求すると相場についていけないというのは名著「デイトレード」の受け売り。実際に北朝鮮リスクやら次期FRB議長に関する(候補がテイラー教授という)報道やらで上がった下がったなどとニュースでは報じますが、全取引のモチベーションを特定するのは難しいですが、何も分からずトレードするのもまた難しいです。

ここは当たりをつけるほかありませんが、当たりとはあくまで当たりで、相場には柔軟に対応することが大事とされます。

FXStreetのチーフアナリストBednark氏のテクニカルズによると、111.60円をブレイクダウンするとドル円が急落するとの見方です。今年のドル円相場の昇降はとても速いですから、このラインは注目してもいいでしょう。

昨日ドル円相場が多少回復していますから、ポジションサイズを少なめに今日あたりショートしておいてもいいかも知れません。

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