ドル円相場、売り気配強まるか

現在ドル円は、高値は112.32円、安値は112.18円、およそ112.20円付近で取引されている。
焦点は、FEDのファンドが先物利回りの12月の利上げを87%でつけ続けていることに立ち戻る。
前の食糧とエネルギーの指数は0.2%の上昇の見通しに対し0.4%上昇。金曜日のCPIは良好な状態で残っているが、期待された通り0.4%上昇が一時的なものでない懸念があるとFOMCの一部メンバーが水曜日に発表した。
くわえて金曜の米国PPIはCPIの重要な前触れということもあり、今のところ多くの注目を集めるとみられている。
しかし、2017年の税制改革が共和党内の党派間の不一致により予定通り行われないという可能性もあり、米ドルは軟調を保つことができている。
113円のハンドルは水平線超えに幾度と失敗しており、相場は下落の気配が強まっている。
10月13日 2017年
原典:「USD/JPY: trapped in tight range on 112 handle, turning bearish?」
編集部の見解
日米各機関より好景気が発表され、ドル円は強気相場と言われていました。
しかし今日はユーロ、ニュージーランドドル、オーストラリアドル、昨日一時大きく売られたポンドすら軒並み買われており、米ドルがどうも弱いですね。
ドル円は先週に記録した高値の113.40円をブレイクできず、どうももたついています。また、レンジが狭くなっているとの指摘も。
2日ほど前に試された112.00円のサポートラインも今日試されそうですが、とうとう上昇から下降へトレンドの転換が囁かれはじめましたね。
編集部ではロングおすすめの見解を出し続けていましたが、少し見合わせた方がいいかも知れませんね。ここまで来てロングを狙うなら、ブレイク後の戻りで良いかも知れません。