ISM調査公開。ドル円やはり上昇相場

水曜日、米ドルは避難通貨とニュージーランドドルに対し高値で取引されただけだったが、米ドル価格回復の芽は出続けている。
本日の明け方ISMの非製造業景気指数が公開されると、FRBによる更なる政策金利引き上げは妥当だろうという論調が強まった。インデックスは2012年以来最高水準で、FRBの好景気予想に市場が牽引されている。
これからのドル円市場は?
先の印象的なISMの調査データ発表の後、米ドルは112.30円付近のサポートラインでバウンド。現在ドル円は113円付近で取引されている。
10月22日の選挙を目前に113.26円(9月の最高値)付近に強いレジスタンスラインがある模様。G8において114円(7月の最高値)を目標とされる日本円だが、日本円が最も弱い通貨のままだと仮定すると、かなり高い確率でドル円相場のブレイクアウトは起こりそうだと言える。
10月5日 2017年
原典:「Strong ISM Services Provide Further Support For USD Turn: SW Report」
編集部の見解
ここ数日のニュースでドル円相場の地合いが強気だと報じられていましたが、とりあえず上昇へと反発してくれましたね。サポートラインは死守されました。
113.4円のレジスタンスラインをブレイクするまではレンジが続きそうですが、逆に言うとここをブレイクするまで下降トレンドへの転換は簡単に起こらないでしょう。
しかしG8において標榜される円安が114円であるのなら、あまり長く持つ必要はないかも知れませんね。
エントリーの狙い目 check!
- 通貨ペア :ドル / 円
- ポジション:ロング(買い)
- 押し目 :112.4円以下
- ブレイク :113.4円以上