投稿者: | 2019-03-29

スワップ運用するなら
メキシコペソ円がポイント~FX~

メキシコペソ円でスワップ運用

FXトレードの魅力は、やはりレバレッジを生かした為替差益だと言えますよね。
もちろんその分為替差損のリスクもありますが・・・

しかしFXの資産運用方法はこれだけではありません。
一つに、スワップを利用した“ スワップ運用 ”という方法があるのを知っていますか?

スワップ運用とは・・・
要は銀行でいうところの利子の通貨ver.。
高金利の通貨を買い、低金利の国の通貨で換金すればその差額分が利益となる。

スワップポイントとは・・・
通貨を保有した際に発生する金利差相当額を日割りしたもの。


そして今、FXのスワップ運用で特に注目を集めているのがメキシコペソ円の通貨ペアです。

ということで今回は、FXにおいて

  • ・なぜメキシコペソ円が人気なのか
  • ・メキシコペソ円のスワップ運用でどのような利益が得られるのか
といったメキシコペソ円に関することを解説していきましょう。



メキシコペソ円人気の理由
⇒スワップポイント

今人気のメキシコペソ円でスワップ運用

先ほども軽くおさらいしましたが、
スワップ運用とは、通貨ペアの国同士における金利差によって得られる利益です。

金利の低い国の通貨を売って金利が高い国の通貨を買えば、借りる金利と受け取る金利の差が利益となる仕組み

ここではまず、
なぜメキシコペソ円が人気なのかから説明していきたいと思います。



メキシコペソ円の人気を徹底解説


何度も言うようですが、スワップポイントで重要なのは通貨ペアの2国間の金利差です。

ではどの国の通貨を選べばいいのか。
スワップ運用における通貨を選ぶポイントを見ていきましょう。


一つは金利の低い国の通貨、これを円だとします。 日本はご存知のように低金利政策を継続しているので、金利の高い国の通貨 とのペアがスワップ運用においては有利です。

反対に、金利の高い国の通貨を考えてみましょう。 たとえば政策が安定しない国は金利の変動が大きいので、スワップポイント(金利差額)が安定しないことから為替差損を生むリスクがあります。

つまり、「 金利が高く政策も安定している国を選ぶことがポイント 」ということです。


さて、ここから本題のメキシコペソ円。
メキシコペソはメキシコの通貨です。
メキシコは2016年から政策金利を上げ続けて2018年11月には8.0%に、さらに翌月の12月にはさらに引き上げて8.25%になっています。

いわゆる新興国と言われるメキシコ。
新興国は経済発展に伴い、政策金利が高めとなる傾向があります。
国内での融資需要が多く、インフラ整備や事業拡大などに使われるからです。

もちろん金利が高くなれば返済額も増えますが、経済成長による収益が期待できるので安心して貸し出せます。

そしてメキシコでも2016年から政策金利を挙げました。
原因はインフレ率の上昇

※ 下記グラフはメキシコのインフレ率の推移です。

メキシコペソのインフラ率

それまでは2%台前半だったインフレ率が2016年から上昇を続けて、ついに2017年には6%台にまで上昇しました。

リーマンショック後、
先進国が経済回復しているのに対して、メキシコはGDPが2~3%台と低いまま。
そのため資本が先進国へと流出したことによるペソ安がインフレの原因と考えられます。
そこでメキシコ中央銀行は、利上げによるペソ安の抑制という政策を行ったのです。

2018年に引き続き2019年3月現在、8.25%とどの通貨よりも高金利をマークしています。

高金利政策

メキシコがスワップポイントで人気のわけ

またメキシコの基本的な情報として、輸出全体の80%以上をアメリカが占めています。
そのためアメリカとの関係によって経済状況に影響を受けやすいと言えるでしょう。
しかし政治に関しては、1920年以降特にクーデターが起きるわけでもなく安定してます。

こうして条件を見ると、メキシコペソはスワップポイントで運用したい「 金利が高く政策も安定している国の通貨 」だということが分かったかと思います。

これが人気の理由です。
ではメキシコペソ円でどれだけ稼げるのか、次で例を見てみましょう。



スワップポイントとメキシコペソ円


FX取引ではスワップポイントを利用すれば、安定的に収益を生み出すことも可能です。
メキシコペソ円での場合を算出する前に、まずは基本的なスワップポイントの計算方法をおさらいしておきましょう。

  • ・1年間のスワップ金利 = 為替レート × 保有通貨数 × 金利差
  • ・1日のスワップポイント = 1年間のスワップ金利 ÷ 365日


これを具体的にメキシコペソ円で計算してみます。

     条件
  • ・政策金利が8%
  • ・1メキシコペソ=5.5円
  • ・1万通貨を購入

  •  ➡ 1年間のスワップ金利
  • = 0.08×10,000×5.5 = 4400(円)
  •  ➡ 1日のスワップポイント
  • = 4400÷365 = 約12(円)

ここにレバレッジを掛ければまた変わってきます。
リスクもありますが、その分利益も大きいです。

ただし上記の計算方法で計算したスワップポイントは、FX会社によって少しずつ異なります。
2019年2月26日時点で、各社メキシコペソ円のスワップポイントを比較してみました。

FX会社のスワップポイント比較表

またメキシコペソ円のレートを約6円の場合、1万通貨分の取引でも必要になる証拠金は2400円です(レバレッジ25倍で計算)。
少ない資金で始められるのもポイントですね。

必要証拠金=レート×取引通貨量×0.04(レバレッジ25倍)

では上記を踏まえて、FX取引におけるスワップ運用のメリットとデメリットについて改めて解説しましょう。



FX取引におけるメリット・デメリット

FXのスワップ運用のメリット・デメリット


FX取引でスワップ運用を行うことには、メリットとデメリットがあります。



メリット


FX取引のスワップ運用におけるメリットは、何といっても毎日の値動きに神経を使わなくて済むことですよね。
常にチャートをチェックしなければならない状況で、ポジションを抱えた副業トレーダーは気が気じゃないでしょう。

しかしスワップ運用の場合には、金利差が影響するので値動きはそれほど気にする必要はありません。
また、メキシコペソ円のようにスワップポイントの高い通貨ペアは買われ易いので、為替差損も発生しにくいです。

それでも経済状況の変化によっては、高金利の国の通貨が下落する可能性はあります。
そこで同じ通貨数の買いと売りの両方を保有する両建てにすることで、為替変動による損失リスクを回避できます。
この場合には、買いにより得られるスワップポイントの高いFX業者売りにより支払うスワップポイントの低いFX業者を選ぶことが必要です。

上記の表でいえば、ヒロセ通商でメキシコペソ円を買い、 IG証券で同数のメキシコペソ円を売れば為替変動によるリスクもなくスワップポイントを得られるようになります。

ただし、このようリスクの少ない両建てによるスワップ運用でも、デメリットはあります。



デメリット


FX取引は大きな利益が得られるのが魅力です。
しかしスワップ運用はリスクが少ない代わりに、収益率も低くなります。

たとえば・・・
ヒロセ通商でメキシコペソ円を10万通貨購入したとして、1日あたりの利益は180円です。
ただしレバレッジ25倍で1メキシコペソ=5.5円で購入すれば、必要となる証拠金は22,000円
仮に買いポジションのみを1年保有し続けて為替変動がなかったとすると、利益は180×365=65,700円にもなります。
22,000円の証拠金でこれだけの利益を得られるとなれば、かなりの高利回りといえるでしょう。


もちろんレバレッジを高くするとロスカットのリスクも高まります。
買いポジションのみではメキシコペソ円が下落すると、強制的にポジションを解消される可能性もあるわけです。
そこで同じ通貨量の売りポジションを建てるとすると・・・

まず必要な証拠金は2倍の44,000円になります。
一方で得られるスワップポイントは(180-140)×365=14,600円(売りはIG証券)と、利益率はかなり減少。


このようにリスク回避をしての運用となると、利益率がかなり低下するのがデメリットといえるでしょう。
その代わりに両建てなので買いポジションが含み損となっても、売りポジションで含み益となり証拠金は変わらずにロスカットもありません。

以上、国内FX会社を参考にして考えてみました。



取り扱い会社を比較!【おすすめ国内・海外会社】

通貨ペアの取り扱いは国内


スワップ運用は国内FX会社、海外FX会社問わずどちらも出来ます。
ただメキシコペソ円はまだまだマイナーで、この通貨ペアを扱っている国内会社は少ないです。
また海外の会社ではメキシコペソ円を扱っていません。

そこで国内と海外のFX会社を比較する形で、メキシコペソ円の魅力を更にご紹介します。



国内FX会社


国内のFX会社でもメキシコペソ円を扱っているところは、まだ一部のみです。
まだメジャーな通貨ペアでないのが分かりますね。

そんな取り扱い会社の中でもスワップポイントが高いのは、以下の3社です。
各社のスワップポイントも一緒に確認しておきましょう。

おすすめ国内FX会社を比較


メキシコペソ円のスワップポイントだけを考えれば、ヒロセ通商がおすすめと言えます。


続いて海外FX会社です。



海外FX会社


海外FX会社でメキシコペソ円を扱うところは、2019年3月現在ありません。
つまりメキシコペソ円によるスワップ運用をするのであれば、国内FX会社の中で選ぶということです。

海外FX会社を利用する場合には、USドル/メキシコペソといった通貨ペアで運用することになるでしょう。
アメリカは日本ほど政策金利は低くないので、スワップポイントに関しての魅力は低いかもしれません。

しかしレバレッジの倍率が高いので、同じ証拠金でも多くのスワップポイントを得ることが可能です。 ただしスワップのマイナスポイントはかなり大きく、両建てには不向きかもしれません。

そもそも海外FX会社では、異業者間での両建ても禁止するところがあります。
メキシコペソの買いだけでスワップポイントを得るのは、通貨下落リスクを考えると不安もあるでしょう。
しかしアメリカのFX会社では、ロスカットによる追証が発生しないゼロシステムというものがあります。
これが保険代わりとなるので、高倍率でのトレードも安心です。

レバレッジ倍率は日本のような規制がないので、100倍ほどのハイレバレッジで大きな利益につながります。
メキシコペソを扱う会社ということでは、TitanFXやXM、AIORYあたりがおすすめかと思います。



まとめ


メキシコペソは、新興国の中でも高く格付けされています。
主要格付け会社3社(ムーディーズ・S&P・フィッチ)が出している『 国債格付けランキング 』というのをご存知でしょうか。

国債格付け一覧

各社ランクを細分化し、丁寧に格付けしています。
例としてイタリアとメキシコを比較してみましょう。

イタリアがBaa3(ムーディーズ)・BBB(S&P・フィッチ)のとき
メキシコはA3(ムーディーズ)・BBB+(S&P・フィッチ)となっています。

メキシコは財政面においても赤字は縮小傾向で、対米関係に注意は必要ですが今後もスワップ運用においては見通しが良く魅力ある通貨といえそうです。

口座開設後は、こういった情報から通貨の選定をしてもよさそうですね。
参考にしてみてください。





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA