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口座解約の手順「注意点」

口座解約手順と注意点

FX口座を解約する方法と注意点とは?

Q FXの口座を解約したいのですが、どのような手続きが必要でしょうか?

 

A FX会社の「問い合わせフォーム」もしくは「サポートデスク」にて、解約したい旨を電話かメールで伝える必要があります。

※なお申請前には、口座残高が「0円」であることを確かめてください。

 

FXの口座解約は上記の通り、電話やメール一本するだけの実に簡単なもの。

ただ、FX口座の解約申請から解約完了までの時間が数日かかったり、FX口座の残高によって解約申請が通らなかったりということもあります。

ということで、このページでは

  • FX口座の解約手順や解約条件
  • FX口座を解約するにあたっての注意点

などを説明していきます。

★もし解約の理由が「 FXで勝てなかったから 」という人は・・・

▷▷ FXで勝てない理由とは?
 

こちらの一読をおすすめします。

FX口座の解約は申請するだけでOK

FX口座解約方法3つ解約申請は、上記いずれかの方法で行うことが出来ます。

その際には

  • 氏名
  • 口座番号
  • お客様番号
  • 解約理由

を確認されることがあるので、自分でも把握しておくと良いでしょう。特に、氏名と口座番号は必ず聞かれるので、口座番号をきちんとチェックしておきます。

FX会社によると思いますが、申請からおよそ3営業日~5営業日ほどでFX口座の解約は完了となります。

しかし、口座解約が思うようにいかない場合も・・・

そういった状況になる前に、解約前の確認事項や注意点に関して、これから共有していきたいと思います。

退会して取引画面に入れなくなる前に確認すること3つ!

口座解約前の注意点3つFX口座の解約前に、上記の3項目は確認しておきましょう。

早速それぞれ解説していきます。

☑口座残高は必ず0円に

FX口座の解約は、口座残高が0円でないと行えません。

FXの口座残高が0円ではないというのは

  • FX口座の残高が残っている状態
  • FX口座の残高がマイナスの状態

この2つを指します。

FX口座にお金(証拠金)が残っている場合は、出金処理を行えば問題ありません。
口座に預けているお金を戻してもらいましょう。

問題はFX口座のお金がマイナスの場合で、これはつまり、追証が発生している状態です。

追証はトレーダーが取引で出した損をFX会社が肩代わりしている状態なので、法的に支払う義務があります。

できれば速やかに追証を支払うことが最善ですが、難しい状況の場合、FX会社に連絡し追証の支払い計画について話していくことが望ましいです。

ちなみに・・・
海外のFX口座の場合はゼロカットという追証のないシステムを採用しているので、口座残高がマイナスになることはありません。(マイナスになってもすぐに0円になる画期的なシステム)

借金なしの裏技/ゼロカットの詳細へ
 

いずれにせよ、原則としてFX口座の残高は0円でないと解約手続きに入れません。残高を確認し、必要に応じて出金・支払いを行いましょう。

☑未決済のポジションは強制決済される

未決済のポジションは強制決済される買いポジション・売りポジションのどちらにせよ、ポジションを持ったまま解約してしまうと解約時のレートで強制決済されてしまいます。( ※各FX業者で対応は異なる。)

そのため、FX口座の解約前に納得できるレートでポジションを手放すことが望ましいでしょう。

ポジションによっては、含み損が確定されるとFX口座残高が減ってしまうので、事前に把握しておきたいですね。

その含み損によってFXの口座残高が減るのが嫌な方は、時期をずらして損が出ないレートで決済、解約手続きをすることも可能です。

ただし、時間を置けば含み損が小さくなるとも限りません。含み損がこれ以上広がるのが嫌だと思う方は、速やかに決済してしまっても良いと思います。

☑指値買い、指値売りの注文をキャンセルする

FX口座を解約する際には、未確定の注文をキャンセルする必要があります。

未決済ポジションのキャンセル

もし、そもそもこの注文を行っていなければ、解約に際して問題はありません。

なぜこの作業をしておかないといけないかというと、万が一、指値・逆指値の注文を持ったまま解約手続きをしてしまうと、手続き中に新規で発注がかかってしまう恐れがあるからです。

FX口座を解約しようというときにトレードの新規注文を入れると解約の手続きがスムーズに進みませんので、もし指値の買いや売りの注文があったら速やかにキャンセルしてしまいましょう。

さて、FX口座を解約しアカウントが使えなくなると、当然ながら取引画面にログインできなくなります。

次項目からは、FX口座解約のデメリットや留意すべき点などを簡単にお話していきます。

アカウントが使えなくなるとどうなる?

FX口座解約のデメリットこれまで紹介してきたように、FX口座の解約手続きは簡単なことは分かってもらえたことでしょう。

しかし一度FX口座を解約すると、いくつか不都合が生じることもあります。

ここではそんなFX口座を解約した後に発生する、デメリットや留意点を解説しますので、解約前に一度押さえておきましょう。

デメリットや留意点は、

  1. 新規口座が一定期間作れない可能性
  2. 取引画面にアクセスできなくなり、ツールが使えなくなる
  3. 確定申告書類や取引明細が印刷できなくなる

主に上記の3点が挙げられますので、順を追って説明していきますね。

①新規口座が一定期間作れない可能性

FX口座の解約を行う代表的なデメリットに、「一定期間口座の開設ができなくなる」という状況があります。

それはFX会社側のデータベースに反映されるまでに一定期間を要するためで、反映されるまではFX口座を新規で作れない場合があります。( ※FX会社によるので事前に確認しましょう。 )

解約先以外のFX会社では口座を開設することができるので、FXを再開したくなったら他社の口座を開設することになります。

② 取引画面にアクセスできなくなり、ツールが使えなくなる

FX業者には、それぞれの業者が提供しているチャート分析ツールやデモ口座などがあります。

当然かもしれませんが、口座を解約すると、そうしたFX会社が提供していたサービスが使えなくなります。

解約を考えているFX業者のツールを利用しながら、他社の口座で取引しているorこれから取引したいと考えているようであれば、留意しておきましょう。

FX会社のツールやデモ口座は、口座の解約さえしなければ証拠金が無くても使えます。

ちなみに、解約するFX口座のツールがMT4なら、残しておくのも手です。MT4とは、FXで最強の取引ツールと呼ばれているチャート分析のツールです。他のFX業者での取引をするために、こちらの口座は解約したい、などの理由であれば、ぜひ一旦は残しておきましょう。

③ 確定申告書類や取引明細が印刷できなくなる

一部のFX会社では、一度口座を解約すると確定申告用の取引明細を発行できなくなるケースもあります。取引明細の発行をログイン画面上のみで行えるFX会社が存在するからです。

そのため、確定申告に必要な取引明細の出力(印刷など)は、FX口座の解約前に行っておくことをおすすめします。

退会に関するまとめ

FX口座解約しなくても良いさて最後になりますが、基本的にはFX口座を解約しないで持っておいたとしても、特にデメリットはないと言えるでしょう。

ただし、ログインせずにそのまま口座を置いていたとすると、稀に口座が凍結されていたり非表示扱いになっていることもあります。

XM
(エックスエム/XMTrading)
「口座を解約する」メニューから実行
または、残高0円、かつ90日間取引および入出金無し
FBS
(エフビーエス)
90日間以上の活動記録なし
iFOREX
(アイフォレックス)
cs-jp@iforex.comへ口座閉鎖の旨のメール
HotForex
(ホットフォレックス)
「Delete Account」メニューから実行
FxPro
(FXプロ)
support@fxpro.comへ口座閉鎖の旨のメール
TICKMILL
(ティックミル)
残高10ドル以下、90日間のログイン無し

なぜ凍結するかというと、単純にFX業者側に口座維持のためのお金がかかってしまうことと、ID/passを不正入手された場合トレーダーに被るリスクが高くなるからです。

一旦凍結された口座は、再びFX業者に申請することで問題なく使えるようになります。

加えて、口座をそのままにしておくと、中には口座維持費(500円程度)がかかるFX業者もありますので、特に口座開設ボーナス目当てで複数のFX口座を所持している人は気をつけておいたほうが良いですね。

また、もしあなたがFX口座の解約を考えている理由が、トレードに勝てないということなら、FXの会社選びからやり直しても良いと思います。

FX会社のスペックや取引の手法によって、勝率は変わってきますので。

「まだやりたい!」という気持ちがある方は、

  • ハイレバレッジ
  • 低ロット

があるFX口座を選ぶとかなり上手くいくことが多いはずです。

ハイレバ+低ロットの取引でロスカットされにくくなるので、取引の難易度はだいぶ下がるでしょう。

 

もうコリゴリだという方は、さすがにFXから一度離れた方が良いかも知れませんね。

きっぱり忘れてしまい、また何かFX熱が再燃した時には違う見方ができることでしょう。