FX口座の開設で比較すべき基準

このコンテンツではFX口座を比較する際の比較基準と質の高い口座を提供する国内のFX業者をまとめています。
- どのFX業者で口座を開設しよう・・・
- おすすめのFX業者を教えてほしい・・・
- FX口座を比較する際の比較基準が分からない・・・
一見すると違いが分かりにくい各FX業者の口座ですが、3つの比較項目を押さえるだけで良し悪しが分かります。逆に言うとこのコンテンツで紹介する3つの比較項目が分からないと質の高いFX口座に一生巡り会えないかもしれません。
この話を聞くと「3つの比較項目」の内容が気になると思います。
そこでこのコンテンツではFX口座を比較する際に役立つ3つの比較項目を特集します。3つの比較項目が優れたFX口座を提供するFX業者も紹介していますので比較項目に加えて質の高いFX業者も分かります。
比較基準は?
ここでは、FX業者の口座を比較する際に役立つ比較基準を紹介していきます。
一般的にはFX業者を比較する時には
- ・取引コスト
- ・スワップ金利
- ・通貨ペアの種類
この3つの項目を比較するのが王道と言われています。FX口座を比較する際に役立つ3種類の比較基準の詳細につきましてはこれから1つずつ説明していきます。
取引コスト
口座を開設するときに取引コストは最も重視しておきたい比較項目になります。FXの世界の取引コストとして売買手数料とスプレッドがあります。
この2種類の取引コストの中でFX業者を比較する際に注目しておきたい比較項目はスプレッド。スプレッドというのは買値と売値の差の事を言います。これは取引を行う時に発生する売買手数料と違って通貨の売買を行う度に1通貨単位ごとに発生する手数料です。
買値と売値の差(スプレッド)が狭ければ狭い口座ほどFXで利益を出しやすくなります。少し考えて頂きたいのですが、買値と売値の差が1銭のFX口座と0.5銭のFX口座ですと取引通貨数が増える度に手数料の差が大きくなります。
スプレッドは狭ければ狭いほど利益額が大きくなります。
スプレッドの狭さとトレードのしやすさは比例するので各FX業者のスプレッド基準を比較してスプレッドが狭い口座を探した方が良いでしょう。
スワップ金利
次に紹介する比較項目は、「スワップ金利」です。取引する2通貨のうち低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買えば、その金利差分のスワップポイントを受け取る事が出来ます。
逆に言うと、高金利の通貨を売り、低金利の通貨を買うとスワップポイントを支払う事になります。このスワップポイントは各FX業者で大きく変わります。
スワップポイントの利回りはFXの利益額を大きく左右するので各FX業者の利回りはきちんと比較した方が良いでしょう。
通貨ペアの種類
3つ目の比較項目は、通貨ペアの種類の多さです。これは読んで字のごとく取引に利用出来る通貨ペアが何種類あるかを示しています。
この通貨ペアの種類は各FX業者で大きく異なります。例えば米ドル/円、ユーロ/円といった主要な通貨ペアしか提供していないFX業者もあれば、40種類を超える通貨ペアを提供しているFX業者もあります。
FXの世界では通貨ペアの種類の数は選択肢の多さになるので利用可能な通貨ペアは大いに越したことはありません。各FX業者が提供している通貨ペアの種類には大きな差があるので通貨ペアの種類は各社を比較する際の1つの基準になります。
比較で選ぶ。開設おすすめFX口座
ここまで各FX業者の口座の良し悪しを比較する際に役立つ比較基準を紹介してきました。そこでここからは、先程紹介した「取引コスト」「スワップ金利」「通貨ペアの種類」という3種類の比較項目が優れたFX業者を5社紹介していきます。
ちなみに今回紹介するFX業者の一覧はこちらとなっています。
- 外為ドットコム
- DMM.com証券
- ヒロセ通商
- SBIFXトレード
- GMOクリック証券
それぞれのFX業者の個人用FX口座の特徴については上から順番に説明していきます。
外為ドットコム
他のFX業者の個人口座と比較した上で際立つ外為ドットコムの個人口座の持ち味は「バランスの良さ」です。
特に他のFX業者の個人口座と比較すると取引コストが優れています。
まず通貨を「売って・買う」または「買って・売る」の往復コストは業界最低水準の30円となっています。この30円という金額は他のFX業者の個人口座の往復コストと比較すると半分~3分の1の水準となっています。
また、「米ドル/円」のスプレッドは0.3銭、往復コストと同様に業界最低水準になっています。他のFX業者の個人口座の中には米ドル/円のスプレッドが1銭を切らないことが珍しく無い以上、スプレッドの狭さが際立ちます。
それに利用可能な通貨ペアは19種類(平均は10種類前後)であり、スワップポイントも他のFX業者と比較すると高い水準となっています。取引コスト、通貨ペアの種類、スワップ金利という代表的な項目がどれも高いので注目に値するFX業者です。
DMM.com証券で開設
次に紹介するFX口座は、DMM.com証券の個人口座です。
DMM.com証券は外為ドットコムと同様に他のFX会社と比較するとバランスの良さに定評があります。ユーザーからの評価も高く、FX会社を比較する複数の比較サイトにおいても常に上位にランキングされています。
そんなDMM.com証券は、24時間体制のサポートサービスを提供しています。マーケットが開いている間はいつでもサポート窓口に連絡ができるのでサポートの手厚さに定評があります。
しかもDMM.com証券は、「金利」、「総コスト」、「通貨ペアの数」という3つの比較基準はどれも他のFX業者よりも優れています。口座を開設する会社を迷っている方にとって有効な選択肢の1つになり得ます。
ヒロセ通商で開設? 他の業者との違い
次に紹介するのはヒロセ通商のFX口座です。
ヒロセ通商の特徴は何といっても通貨ペアの種類です。 ヒロセ通商のFX口座で取引できる通貨ペアはなんと50種類に上ります。この50種類というのは他のFX業者の口座で利用できる通貨ペアのだいだい4倍の水準。(平均は10種類~15種類)。
通貨の売買に取り組むFXの場合、国家の政策方針や国家財政がマーケットに大きな影響を与えます。ヒロセ通商で口座を開設すると多数の通貨で取引ができるので、他の会社のFX口座よりも時流を捉えた通貨選びができます。
SBIFXトレードと他社の違いとは
次にSBIFXトレードの個人口座について紹介します。 SBIFXトレードで口座を開設するメリットは何と言ってもスプレッドの狭さです。SBIFXトレードの個人口座の日本円/米ドルの通貨ペアの標準スプレッドは0.27銭になっています。
このスプレッドの狭さは他のFX業者と比較すると際立ちます。特にデイトレードに関心があるのでしたらこのスプレッドの狭さの恩恵を享受できるのでSBIFXトレードは最高のFX業者と言えるでしょう。
スプレッド以外の比較基準についても目を向けてみます。
SBIFXトレードの個人口座はスワップ金利に関しても他のFX業者と比較すると高めのレートに設定されています。公式サイトで「業界最良水準」と謳っているだけあってSBIFXトレードのスワップレートは他社の1.2倍程度の水準になっています。
そんなスワップの高さに定評があるSBIFXトレードの個人口座の利用可能な通貨ペアは12種類となっており、人気の通貨ペアは全て満たしています。取引手数料の面でも通貨ペアの種類の面でもスワップ金利の面でも使い勝手が良いのがSBIFXトレードの持ち味です。
GMOクリック証券について
最後に紹介するのはGMOクリック証券の個人用FX口座です。
GMOクリック証券も外為ドットコムなどと同様に総合力が高いFX口座を提供しています。特にスマホツールの使いやすさは他のFX業者と比較すると群を抜いています。
FX口座を比較する際によく着目される「コスト」、「通貨ペア数」、「スワップポイントのレート」はどれも水準以上。外為ドットコムやDMMとの違い、ダウ・ジョーンズや日本証券新聞などのニュースも取引ツール上で見ることが出来ます。
色々な情報を目にすることができ、取引ツールが使いやすいのでFX初心者を中心に様々なトレーダーに注目されています。他のFX業者と比較して見劣りする点がないというバランスの良さがGMOクリック証券の個人口座の最大の魅力です。
余談ですが、次点となったのは楽天FX。また、国内FX口座以外にも開設をおすすめできるのが海外FX口座です。
海外FX口座の魅力とは?
いかがでしょうか。ここまでFX口座を比較する際のポイントと質の高いFX口座を提供している国内のFX業者を5社紹介してきました。
当然ながら今回紹介した5社以外にも質の高い個人口座を提供しているFX業者はたくさんあります。それに今回は国内のFX業者に絞った上でおすすめの業者を取り上げましたが、FX業者の中には海外のFX業者があります。
しかも、国内のFX業者の個人口座と海外のFX業者の個人口座を比較すると、全般的に海外のFX口座の方がスペックの高い傾向にあります。ちなみに、海外FX口座の方が開設審査も通りやすいという特徴もあります。
今回は取り上げなかった海外FX口座の比較についてはこちらのランキングでまとめています。