投稿者: | 22/09/2017

意識すればFXで勝てる?ボラティリティとは

ボラティリティをつかめ FXで「ボラ」って言われて、何のことかわかりますか?


魚のことかな?なんて思った方もいるかもしれませんが、違います。

FXで取引をしていくうえで、とても重要なものです。


ボラを意識して取引をすれば、大きな利益を掴むチャンスにもつながります。

FXで勝ちたい!と思っているならば、ボラについてしっかりと理解しておきましょう。

 

FXの「ボラ」って何?

 

ボラティリティとは?


では、そもそも「ボラ」ってなんのことでしょう?

ボラとは、ボラティリティ(volatility)というFX用語の略で、ある資産の価格変動の激しさを表すパラメーターです。
FXに限らず、株などでもボラティリティはあります。


FXでは、為替レートの変動幅の激しさを意味します。

ボラは、「大きい、小さい」「高い、低い」または「ある、ない」などの言葉で表現されます。
FXのレンジ相場の時は、ボラは「小さい」「低い」と言われ、逆に急騰する上昇トレンドなどの時には「大きい」「高い」と言われます。


ボラの大きさは為替レートの変動幅と連動しています。
つまり、世界の経済状況が大きく影響を及ぼすのです。

たとえば世界中で話題になるような事件が起きた時や、アメリカ労働省の雇用統計やFOMC(連邦公開市場委員会)の金利発表など、影響力のある経済指標が発表される時にFXでボラは大きくなります。


ボラの大きさとリスクの関係


なぜ、ボラティリティがFXで重要な指標なのでしょうか?

それは、トレードの方向性さえ見極められれば、ボラの大きさはFXでの利益の大きさにつながるからです。


ボラが大きいというのは、つまり為替レートが大きく変動しているということです。
値動きが激しいので、トレンドに乗って取引ができれば大きな利益が得られます。
一方で、トレンドを見極められなければ大損する可能性もあるハイリスク・ハイリターンな状態です。

逆に小さいときは、値動きが穏やかで、ローリスク・ローリターンの取引になるといえます。
短期間の取引では大きな利益は得られませんが、スワップポイント目当てなど、長期の取引がしやすくなります。

このように、FXではボラの大きさが損益の大きさと直結しています。
FX初心者であれば、ボラの小さい時間帯や通貨を選んで取引をしたほうが得策でしょう。

次の章では、FXで利益を得るために覚えておきたいボラの特徴を紹介します。

 

時間帯と通貨によって大きさが変わる

時間帯と通貨によって大きさが変わる


ボラがFXで重要な指標であることはわかったでしょうか?
値動きの幅がさまざまであるように、時間帯や取引通貨によってボラの大きさは変わってきます。

この章では、FXのチャートでは「いつ」「どの通貨で」ボラが大きくなるかを紹介していきたいと思います。

 

時間帯によって違う


FXの取引が活発であればあるほど、為替レートは変動しやすくなりますよね。

FXの取引時間のうちで、最も取引が活発になるのは2大FX市場であるロンドンとニューヨークの市場が開いているときとなります。
日本時間で言うと22時~5時くらいでしょうか。

この時間帯は最も活発にトレードが行われ、ボラは大きくなります。

一方で、オセアニアやアジアのFX市場が開いている時間、日本で昼間となっている時間帯は比較的取引量が少なくボラが小さくなっています。
値動き幅が小さいので、FX初心者が取引するには最適な時間帯でしょう。

ただ、大きな事件や災害などが起きた場合は、どのFX市場が開いている時間帯でもボラが大きくなります。

 

ボラが大きい通貨、小さい通貨


FXでは、取引する通貨によっても、ボラの大きさに違いがあります。


ボラが小さく安定していて、FX初心者におすすめの通貨ペアはドル円です。
世界の基軸通貨と、世界で3番目に流通量の多い通貨のペアなので動きが穏やかでリスクが低く、扱いやすいでしょう。

また、同じくボラが小さいのはユーロドルです。世界一の取引量を誇り、動きも安定している通貨ペアです。


逆に、ボラが大きいことで有名なのがポンドです。

世界で4番目に流通量が多いとはいえ3番目の日本円と比べると少なく、加えて投機的売買のターゲットにされているため、とても値動きが激しいのです。
そのボラの大きさゆえにFXの世界では「殺人通貨」の異名も持つほどです。

ポンド以外では、豪ドルも比較的ボラが大きい通貨です。
そのほか、南アフリカランドやトルコリラ、メキシコペソなどのマイナー通貨は、スワップポイント目的のトレードで人気がありますが、流通量が少なく安定しないためボラが大きくなっています。

ボラの大きい通貨はFX初心者が扱うと損をする可能性が高いので気を付けましょう。

 

自分で簡単に計算できる


FXのチャートを見て、レンジ相場ならボラが小さい、トレンドがあれば大きいなど、大小の区別はついても、実際にボラがどれくらいの大きさなのかはすぐには分かりません。
そこで、えくせるを使って簡単にFXのボラを出す方法を紹介します。

FXのボラというのは、日足、5分足、4時間足などの区切りごとの終値をその1つ前の終値と比べたものの標準偏差です。

と言ってもわかりにくいと思うので、実際にエクセルを使ってFXのボラを計算してみましょう。

エクセルで簡単計算!


今回は、ドル円ペアの2017年4月17日から9月1日までの100日間の日足データを使ってボラの算出をします。

まずは、FXチャートの前日終値のデータをダウンロードしましょう。
Yahoo!ファイナンスやFXStreetなどでできます。

終値のデータを入力したら、前日比を計算します。
終値の右のセルに、ある日の終値÷前日の終値を入力していきます。


FXのボラは前の足の終値との比の標準偏差だと書きました。
その通りに、標準偏差(=ボラ)を求めていきます。

=STDEV(〇〇:〇〇)
を結果を出力したいセルに入力すればボラティリティが算出されます。

これは1日のボラですが、年換算も可能です。
1年間でFX市場が開いている日を統計学ではおおよそ250日とし、その平方根で1日当たりのボラを割ります。

=STDEV(〇〇:〇〇)*SQRT(250)

を入力して出てきた数字が、年換算のボラです。

これは、今回のドル円であれば、
年間±7.78%の範囲内に68.3%の確率で収まる
年間±15.56%の範囲内に95.4%の確率で収まる
ことを表しています。

ボラの大小比較のために同期間のポンド円も算出しましたが、2%の差が開いています。
1ドルも1ポンドも100円だとしたら、年間で±2円分値動きの幅があることになるのです。

FXのトレードをするうえで、ボラの把握は必須と言えます。
簡単にでも計算方法を覚えておくといいでしょう。

 

ボラを見極めるためのFXインジケーター

インジケーターについて


ボラティリティの計算の仕方を紹介しましたが、正直こんなことを何回もやるのって面倒ですよね。

短期間の取引だったら、ボラを計算しているうちにトレンドが終わってしまいそうです。
そこで使うのが、インジケーターです。

インジケーターを使うことで、FXのチャート上で一瞬でボラティリティを把握できます。
今回は、FXで有名な3つのインジケーターとそれを用いたトレードについて紹介します。


ボリンジャーバンド

 

ボリンジャーバンドは、アメリカのジョン=ボリンジャー氏が考案したFXのテクニカル指標です。

移動平均線を中心として、帯状ラインでの価格変動幅の確率を表します。
この帯状のラインは内側からそれぞれ1σ、2σ、3σ…と呼ばれ、
1σ:68.3%
2σ:95.4%
3σ:99.7%
という確率でそれぞれの帯の内側に値幅が収まります。


 図の白く囲った部分のように、バンドの幅が狭まった(スクイーズ)あと、広まっていく(エクスパンド)時にトレンドが出来るので、これを狙って順張りでエントリーする手法が提唱されています。
ボリンジャーバンドを用いることでボラがすぐ把握できるので、短期トレードでも利食いのタイミングを決めやすくなります。


ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)


ATRは、J.W.ワイルダー氏が考案したテクニカル分析の指標で、ボラからFX相場の過熱感を示すものです。
海外のFXトレーダーには好んで使う人が多いですが、日本ではあまり知られていません。


ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)とは、「真の値幅の平均」のことです。

FXのチャート上のあるローソク足と1本前のローソク足の間に「窓」が開いたとき、「窓」も含めた値幅を真の値幅とする、という考え方です。

言葉だとわかりにくいので図を参照してください↓


ATRが上昇したときにトレンドが発生し、下がるとトレンドが終了・転換したと考えます。
トレンドが発生していると、ボラが大きくなっていて、逆に終了したならボラが小さくなっていることが分かります。


ADX/DMI


ADX、DMIはセットで使われることの多いテクニカル指標で、これもJ.W.ワイルダー氏が考案した、FXでは歴史のある指標です。


ADXはトレンドの強さやトレンドの始まり・終わりを表します。 
トレンドの買い・売りに関係なく、ADXが上昇したらトレンドが発生、下降したら終了となります。
つまりADXが上昇したらボラが大きく、低下したらボラが小さくなるのです。


DMIは+DIと-DIの2本の線からなるトレンドの方向とボラの大きさの指標です。
+DIと-DIの2本の線がクロスした後、
+DIが上なら買いトレンド
-DIが上なら売りトレンド
となります。

また、トレンド中に±DIの上になっている線が25を超えるとそのトレンドは強いといわれています。

ADXとDMIを組み合わせて、DMIがクロスした時点でエントリーし、ADXが下降、もしくはDMIがもう一度クロスした時点で決済するといった手法がとられています。


ボラティリティを公開しているサイト


FXのチャート上ではなく、同時間帯の色々な通貨ペアのボラティリティを比較できるFX関連サイトもあります。

各時間足・通貨ペアごとのボラティリティ表が作られ、ランキングとなっているものもあります。
ボラの計算方法は紹介しましたが、実際にそのようなFXのボラを公開しているサイトで見るほうが手間が省けます。

FXのトレードを始めてしばらくはボラの小さい通貨ペアでの取引がおすすめです。
ただ、慣れたらこのようなサイトでボラの大きさを比較して、ボラの大きい通貨ペアにチャレンジしてみるのもいいでしょう。


まとめ


最後に、今回のおさらいをしていきましょう。

・「ボラ」とは、ボラティリティの略でFXでは為替レートの値動きの激しさを表す。

・ボラが大きいと値動きが激しく、ハイリスク・ハイリターンとなる。

・ボラは、2大FX市場が開いている時間帯が大きく、日本で昼間の時間帯は小さい。

・流通量の多い通貨はボラが小さい。ポンドやマイナー通貨は流通量が少ないのでボラが大きい。

・エクセルで簡単に計算でき、FXのチャート上にインジケーターを表示すれば一目でわかる。


ボラは、FXの取引をしていくうえで必ずと言っていいほど意識することになる指標です。
利益に関わる大事な要素ですので、大きさや特徴をしっかりとらえて取引をしましょう!




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