投稿者: | 06/11/2017

経済指標はFX取引で重要になる

経済指標がわかれば相場がわかる FXのチャートを変動させる要因は様々で、為替レートをなぜ動いたかを特定するのはとても難しいですよね。特に初心者の方はそうでしょう。

為替レートの変動要因に当たりをつけるにはかなりの経験が必要とされますが、明らかにFXチャートの変動要因が関係するものの一つにリアルタイムのニュースがありますよね。トランプ大統領のツイートなんかでFXチャートが動くのは有名な話。

ニュースというのはどんな速報がどのように飛び出すか分かりません。ただニュースの中でも、毎朝の天気予報のように決まった時間に定期的に発表され、FX市場を動かすニュースがあります。これが経済指標というもの。

経済指標は大きくFXの為替レートに影響を及ぼすため、FXトレーダーがトレードをする上で十分に参考したい材料となります。

そこで今回は、FXの経済指標を分かりやすく解説したいと思います。合わせて経済指標の発表時、FXでどのようなトレードをすればいいかもまとめています。

それでは、FXの経済指標についての意味から解説していきます。いきますよ!

FXの経済指標って何? 重要!

FXの経済指標とは? 経済指標とは、アメリカの政府などをはじめあらゆる国の大きな機関が発表するもので、経済状況(貿易、金利、雇用など)を表す数値情報を指します。簡単に言うと雇用統計失業率の発表政策会議(のトピックス)などですね。

経済指標を見ることによって、今その国の経済状況が良いのか悪いのかを過去のデータと比較して見ることができます。

これがなぜ為替レートに影響するのか


重要な経済指標である米雇用統計の例で、この雇用統計がなぜ相場に影響するのか見ていきましょう。

仮に、米雇用統計において雇用状態があまりよくないという数値が発表されたとしましょう。このとき多くのFXトレーダーが行う選択は・・・

  • 経済の悪化から、米ドル金利の引き下げを予想
  • 金利と共に米ドルの価値が下落するとも予想
  • 価値が下落する前に素早く米ドルを売却
というものになります。

われ先にと多くのトレーダーが一斉に売りを入れるので、結果として為替レートはかなりの短時間で急落することとなります。こんな具合で、経済指標は為替レートに影響するというわけですね。

指標発表前後の短時間の間に実際の経済状況は急変しませんし、急落したとしてもFX市場に良材料とされる経済指標が発表されたときには反対に価値が急騰したりします。

こういった投機的な理由で、FXの経済指標は為替レートに大きく影響を及ぼします。

このFXの経済指標ですが、あらゆる経済機関の情報をすべて集めてチェックしようとするのは大変ですよね。このFXの経済指標、いちいち米政府や日銀の発表をフォローし続ける必要しなくともどこぞでまとめてチェックできないのでしょうか。

どこで経済指標(日程、予想値など)は見れるの?


経済指標の一覧は、さまざまなFX情報サイトが経済指標の一覧や予想値なんかをまとめてくれています。Google検索で「経済指標 一覧」と検索するとたくさん出てきますね。

ほかにも外為どっとコムやDMM証券、楽天証券などのFX会社の公式サイトでカレンダー形式の一覧も見られますし、公式トレードアプリでは速報などもあります。

ほかに重要なのはFXの経済指標の見方です。FXの経済指標を正しく見れるようなればFXで利益を出しやすくなりますから、どのように見ればいいか解説していきます。

経済指標の見方って?


あらゆるサイトで発表されているFXの経済指標。FXでトレードする際は、

  1. 結果値 : 今回発表された経済指標の値
  2. 前回値 : 前回発表された経済指標の値
  3. 市場予想値 : 発表される経済指標の予想の値
の3つを参考します。注目は市場予想値。もう少し詳しく説明します。

繰り返しになりますが市場予想値は、発表される予定の経済指標について市場が予想した数値。市場が予想すると話しましたが、予想する人とは具体的に証券会社およびFX会社に所属する証券アナリストのことなどです。FX会社ごとの予想値は概ね同じですが、FX会社や証券アナリストにより少しずつ異なる場合もあります。

さて、この3つの経済指標の値の見方ですね。この3つの経済指標が相場にどう影響するか見ていきましょう。

FXの経済指標は為替レートにどう影響する?


おさらいになりますが、FX相場は経済状況で判断され、経済状況は経済指標によって判断されますね。したがってFXにおいては、経済指標が良ければFX相場は良好なものと判断されます。

つまりは、前回の経済指標(前回値)より今回の経済指標(結果値)がよければFX相場の地合いは良好になり、前回より今回の経済指標の数値が悪ければFX相場の地合いは悪くなります。

したがって、FXの売り買いの判断材料は、前回値より今回はどうなのかという点になります。この今回の経済指標はどうなのかというのは市場予想値ですね。この経済指標の予想値を参考し、FXトレーダーは売り買いのポジションを仕込みます。

概ねこれが経済指標を参考にしたFXトレードの基本ですが、問題はこの予想値が結果と一致しない場合。予想値が間違っているということは、仕込んでいたポジションが間違っていると言えますよね。このように、予想値と結果値が大きく離れた時、為替レートが大きく変動すると言われます。多くのFXトレーダーが急いでポジションを整理するからですね。

論理的にはこうなっていますが・・・

どのようにトレードすればいいか?


しかし先ほど話したように、経済指標発表時の相場は、実際の経済状況に対する真の評価を反映したものとは言えません。したがって、FX指標が発表された直後というのは投機トレードが多く、FX相場がどう動くか予想できないとされるのが基本です。

そこで指標発表時のFXトレードにおける原則は、指標発表時にはポジションを持たない or 整理すること。特に米雇用統計などの大きな指標の発表時には、相場がとんでもない動きをすることが多いです。

指標を参考し、FXトレードで利益を狙う場合は指標発表直前までにどのように相場が動くか予想すること。いち早くポジションを仕込んでおいて、発表直前までに相場が下がれば買い戻し、相場が上がれば売り抜けるのが賢明です。指標の発表直後、FX相場が激しく動いている途中はスプレッドもきつくスリッページも多発、思うように利益を狙うのは難しくなります。

少しお話しましたが、続いてはFXにおける経済指標の中で特に重要なものを紹介しましょう。


指標で重要なものは?~注目すべきはチャートと結果~

注目の経済指標 経済指標はあらゆる国が発表しており、為替レートに大きく影響を及ぼすものや、為替レートに影響がないものがあります。ということで、続いてはFX相場において特に重要とされる経済指標を紹介していきます。

最も注目される経済指標、アメリカの雇用統計


FXの経済指標で今一番注目されている指標は米雇用統計。それほど米雇用統計は米ドルに関連するFX相場に大きく影響し、FXトレードをするうえで重要な経済指標です。さっそく、米雇用統計について見ていきましょう。

米雇用統計とは、アメリカの雇用情勢を表す指標です。米雇用統計は10数個の項目からなっていますが、注目すべきなのは失業率と非農業部門雇用者数の数値。この2つの指標は数値基準として、米国の雇用に関する現状を明確に表しています。この雇用情勢と経済情勢とは密接な関係があるので重要です。

またアメリカの中央銀行であるFRB(連邦準備制度理事会)がFOMC(連邦公開市場委員会)で金融政策を決定するにあたり、米雇用統計の数値を参考にするので重要。

米雇用統計が発表されるのは・・・

  • 毎月第1週 金曜日
  • 日本時間 21:30(11月~3月 22:30)
となっています。

FXの経済指標の中でも最も重要とされる米雇用統計の紹介でした。そのほか、FXで重要な経済指標というのは何があるのでしょうか?

米雇用統計以外に重要な指標は何?


米雇用統計以外にFXで大きく為替レートに影響を及ぼすものはいくつかありますが、他にも注目すべきは・・・

  • FOMCの政策金利
  • ECBの金融政策

  • です。簡単にだけ紹介。

    FOMCの政策金利


    FOMCは日本語に訳すと連邦公開市場委員会で、アメリカの金融政策を決定する最高機関です。政策金利はFX相場にダイレクトに影響するので、このFOMCが政策金利を発表されると相場が大きく動くことがよくあります。

    FOMCの政策金利が発表されるのは・・・

    • 年8回 6~7週に1回
    • 1月第4週から
    • 火水の2日間で会議
    • 2日目に決議を発表
    • 日本時間 午前03:15(11~3月 04:15)
    です。

    早朝の経済指標につき、ポジションを翌日に持ちこすFXトレーダーは注意が必要です。不確定材料が強い場合はエントリーを見合わせるかポジションを整理しましょう。

    ポジションを持っている場合や、この経済指標発表へポジションを仕込む場合、いずれにせよしっかり指値でエグジットポイントを調整しておく必要があります。

    ほかに重要な経済指標としてECBの金融政策についての発表があります。

    ECB金融政策発表


    ECBは欧州中央銀行で、通貨「ユーロ」を管理する最高決定機関。ユーロ圏の金融政策を決定する機関ですが、このECBの政策金利の発表はFX相場を大きく動かしうる重要な経済指標となります。

    こちらの発表は・・・

    • 年8回 6~7週に1回
    • 1月第3週から
    • 木曜日に発表
    • 日本時間 21:45
    • 22:40から議長の会見も
    となっています。ユーロは世界でドルに次いで取引をされる通貨なので、やはりこちらも注目するのがいいでしょう。

    このように経済指標の中でも雇用統計と政策金利はFX相場に大きく影響しますが、他にもドル円相場に強く影響する日銀の金融政策にも注目。日銀の金融政策もまた、およそ6~7週に1度、月曜と火曜に決議が行われます。

    FOMCとECBに日銀(BOJ)、つまり米ドル、ユーロ、日本円の世界三大通貨の大きな経済指標は世界中のFXトレーダーが参考にしています。FX相場への影響の大きな経済指標の紹介でした。

    さて、話を少し戻し、実際のFXに際して経済指標をどのように参考しトレードすればいいかは先ほど話した通りですが・・・このFX相場が大きく動く経済指標発表時に必ず勝てる、いわばトレードの必勝法はないのでしょうか。


    重要指標の雇用統計の発表時に勝てる手法?


    yahooやgoogleで検索すると、経済指標「雇用統計」の発表時にFXおける必勝法があると紹介されていました。両建てを使った必勝法が紹介されているのですが、これは実際にFXで必ず勝てるものなのか、机上検証してみたいと思います。

    両建てを使ったFXの攻略法?


    先に、これから検証する経済指標(雇用統計など)発表時の両建てFX攻略法なるものを説明したいと思います。それは・・・

    1. 経済指標発表前に、両建てエントリー
    2. 両ポジションともに15pipsの逆指値で損切り設定
    3. 経済指標発表後、上昇 or 下降に大きく値動き
    4. 片方のポジションは-15pipsで損切り決済 
    5. 残りのポジションでそれ以上の利益が出たら成功
    というもの。

    最大レバレッジの設定が高い海外FX口座などで行えば莫大な利益が出そうな予感もしますが・・・本当に経済指標発表時にFX必勝法として機能するでしょうか?

    実際は上昇 or 下降のどちらかに大きく値動きが振れるのでなく、経済指標発表時のFX相場は為替レートが乱高下します。損切り設定が15pips程度ではとてもではありませんが、耐久度不足でどちらのポジションもあっさり切られてしまうでしょう。

    どちらかに大きく動いた瞬間に利確すれば結構簡単に利益は出そうですが、スリッページやスプレッドがとてもきついのでやはりリスキーです。というより、経済指標発表時のスキャルピングFXは、利用規約の制約の緩い海外FX口座ですら禁止しているFXトレード手法なのです(涙)

    手法のロジックとしてはなるほど! とも思えますが、とても残念なことに、FXはそうそう簡単には勝たせてくれません。だからこそ面白いのでしょうし、利益をあげられるようになったときのリターンは莫大。

    さて、経済指標発表時のFXトレード必勝法への夢も見られたところで、そろそろこのページもまとめに入りたいと思います。


    まとめ「指標をトレードに役立てる」のページ


    最後に、今回の記事で紹介してきたFXの経済指標についてのまとめです。

    FXの経済指標についてのまとめると・・・

  • 経済指標は経済状況を表した数値情報
  • 重要なものは米雇用統計、欧米日の政策金利
  • 発表後の値動きを予想したポジション調整が大事

  • です。

    まずは、経済指標発表時のエントリーを回避。そのあとは、経済指標発表直後のFX相場の値動きを確認してみて威力を実感し、徐々にトレードに生かせるようにしてみましょう!


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