法人口座で資金運用を始めよう《 FX 》

会社のお金をFXで運用したい
個人口座よりハイレバで勝負したい
法人口座を手軽に開設できるFX業者は?
会社で生み出した利益というものは、「 経費として消費する 」か「 課税対象として納税する 」かだけですよね。
もしも・・・ 会社で生み出したこの利益を、FXの法人口座で運用したとしましょう。
その場合、運用して得られるものは何か。
⇒ 答えは主に「 利益 」と「 節税対策 」に繋がります。
このページでは、FXの法人口座で行える節税や、法人口座を開設するのに必要なもの、開設しやすいFX業者などについて説明していきます。
FXの法人口座開設は会社にメリット?

はじめに、ここでお話しする法人口座開設のメリットは以下の通りです。
● 節税対策のしやすさ
ー 損益ともに節税になり得る
ー 損益の通算が可能
● ハイレバレッジでの取引
ー 最大レバレッジの高さ
ー ハイリスクでも安心の損失繰り越し
では節税対策について話す前に、
まずは法人税について軽くおさらいしておきましょう。
法人税とは? ・・・ 事業活動を通じて得た所得に対して掛かる税金のこと。
資本金が1億円以下の中小法人の場合、税率は以下のように区分されます。
所得金額 | 法人税率 |
---|---|
800万円超 | 23.20% |
800万円以下 | 15.60% |
このように、所得金額が800万円を超えるかどうかがカギになってきます。
そしてこの800万円というボーダーを下回るということは、
大きな節税に繋がることを意味するのですが、それについては次項目で解説しましょう。
所得が増えても減っても嬉しいFX法人運用
まず、法人としてFXを始めた際に
事業所得を口座の証拠金として運用に回しただけでは、経費として計上できません。

そこで実際取引したとして、
成功して利益が増えるのは会社として当然喜ばしいことですよね。
では、万が一運用に失敗して証拠金が減ってしまった場合を先に考えてみましょう。
♦運用で失敗しても節税になる!
さてここで、先ほどの800万円がボーダーラインという話。
事業所得が800万円以上ある法人が運用で損失を出しても、
800万円以下になれば税率も下がるので結果的に納税額を抑えられるということなのですが、分かりにくいですよね?
以下、〈 損失ナシで納税出来た場合 〉と〈 損失を出してしまった場合 〉とで比較をしてみました。
運用損失ナシ | 運用損失アリ | |
---|---|---|
元の所得金額 | 810万円 | 810万円 |
運用損失 | 0円 | 20万円 |
運用後の所得金額 | 810万円 | 790万円 |
法人税率 | 23.20% | 15.00% |
納税額 | 188万円 | 118万円 |
手元に残る金額 | 622万円 | 672万円 |
どうでしょう。
このケースでは運用損失が出ていても、結果的に手元に残るお金は多いことが分かりましたね。
ここでポイントなのは、利益が出た場合も当然手元に残る金額は多くなるということ。
つまりこのケースでは
運用で失敗しても >>> 節税
ということが言えるわけです。
しかしこれでは、利益が出たほうが何故か損したように見えてしまいますよね。
次は、利益を出した時の節税方法について解説していきます。
♦ 経費を利用して節税対策
法人FXにおいて、トレードに関連した必要経費に加えて、一般法人業務を行う上で必要な経費も落とすことが出来ます。
一般法人経費
例 ) ・ 家賃や電気代、光熱費
・ 事務用品の購入費
・ 税理士報酬
etc…
トレード関連経費
例 ) ・ FXの書籍代
・ 自動売買用ソフトウェア
・ 取引手数料
etc…
法人FXトレーダーの中には、
社用車という名目で自家用車を購入したり、携帯料金を支払ったりと、上手くやっているようです。
それでは、法人FXの節税対策として経費を利用する場合、
個人口座の場合とどれほど納税額に違いが出てくるか、みてみましょう。

FXで利益1000万円を上げている、
ある兼業トレーダーAさんがいるとします。
Aさんは、自分の会社の資金で法人口座を開設しました。
その際に掛かった納税額を、元から持っていた個人口座の場合と比較することにします。
所得税 / 法人税 | 住民税 | |
---|---|---|
個人口座 | 所得税 200万円 | 96万円(千代田区) |
法人口座 | 法人税 250万円 | 96万円(千代田区) |
例えばここで、人件費を役員報酬として年間800万円に設定します。
すると1000万あった所得から800万を引くので、
実際は残った200万が課税対象となり、15%の30万が納税金額です。
所得税 / 法人税 | 住民税 | |
---|---|---|
個人口座 | 所得税 200万円 | 96万円(千代田区) |
法人口座 | 法人税 30万円 | 96万円(千代田区) |
どうでしょう。
個人口座の納税額よりも遥かにお得ですよね。
つまり、ここまでをまとめると
「 損益ともに節税になり得る 」
ということが分かりました。
♦ 損益を通算できる
Aさんのような兼業トレーダーに嬉しいメリットが、他にもあります。
事業所得の通算が出来るという点です。

個人口座での損益は雑所得としてカウントされ、
他の事業で得た所得( =事業所得 )とは所得の区分が異なる為、
損益を通算することは出来ません。
しかし法人の場合、FXであろうとも事業所得になるので、ほかの事業での損益を通算することが可能なのです。
例えば他の事業での収入が赤字になってしまった場合、下の図のようにFXの利益でカバー出来ますし、その逆もまたしかり。
ではここまでが、「 FX法人口座の開設は、節税対策がしやすい 」というメリットでした。
次は利益という面で、ハイレバレッジのお話をしていきたいと思います。
法人口座のハイレバでもっと利益を!
法人口座の2つ目の大きなメリットとして、
ハイレバレッジで取引できることが挙げられます。

個人口座のレバレッジは最大25倍です。
それに比べて法人口座のレバレッジは、最大約50倍~70倍となっています。
ここで「約」という表現を使っているのは、
現在法人口座のレバレッジには、過去の値動きをもとに変動制を採られているからです。

① 金~土
:金融先物取引協会が算出したレバレッジを公表
② 月~日
:それを基に、各FX業者がレバレッジと必要証拠金をHP等にて公表
③ 翌月曜~日
:適用
レバレッジ変動は上記のようにトレードに反映していきます。
業者ごとのレバレッジ比較は後ほどしますので、チェックしてみてくださいね。
♦ 損失が心配なあなたへ
最大レバレッジが高くなることで、損失へのリスクもより警戒してしまうでしょう。
しかし、個人口座の時には最大3年までしか延ばせなかった損失の繰り越しが、法人口座では最大9年まで可能なのです。

損失繰り越しとは?
… 本年分の損失を払いきれない時に、翌年以降にその損失を繰り越して、利益から損失を差し引ける制度のこと。

上の図から分かるように、損失の支払いを9年間待ってくれます。
またその制度を利用して、課税対象になる所得の調節を行っている法人もあるようです。
どうでしょうか。
もしもの場合でも、
まだまだ挽回のチャンスがあるというのを知っておいて損はないですね。
ではここまでが、個人口座から法人口座にすることのメリットについてでした。
魅力的なメリットが沢山あったかと思います。
しかしそれでも、デメリットがないわけではありません。
次の項目ではデメリットについて解説しますので、始める前にしっかりと予習しましょう。
法人FX:3つのデメリット
始める前に知っておいて損はない、デメリットを3つ解説します。

- 口座が作りにくい
- 利益を自由に引き出せない
- 個人口座より解約が大変
1.口座が作りにくい
口座開設については後ほどお話しますが、
開設に必要な書類も多く、時間と手間が掛かります。
2.利益を自由に引き出せない
法人口座は全てがその会社によるものなので、
利益が出たからといって、例え社長だろうと好きに出金することは出来ません。
利益の受け取りは、毎月一定額の役員報酬のみとなります。
またこの役員報酬制度には、報酬の設定を変更できないルールがあるのです。
収益の予測が極めて難しいFXでは、報酬設定も慎重にならざるを得ませんよね。

ただし、FXの関連書籍やパソコンなど、経費になるようなものであれば出金可能です。
3.個人口座より解約が大変
損失が大きくなってしまった。FX取引を打ち切りたい。
個人の口座であれば、登録情報と解約理由を手順に従って手続きすればOKです。
しかし、法人口座の場合は開設した時と同様に、登記簿謄本などを再度開示しなければなりません。税理士や行政書士に報酬を払って依頼することも可能ですが、やはり少し面倒ですね。

⇒ 以上、法人口座のデメリット3点でした。
しかしこれらデメリットは口座に関することが主で、
国内のFX業者にて口座開設することを前提としています。
では海外FXだと・・・?
結論はこうです。
- 口座開設しやすい
- 口座解約がしやすい
- さらにハイレバレッジ
- 利益を引き出しやすい
デメリットも軽減できる上に、更にハイレバレッジの取引が可能になります。
凄いですよね?
次の項目では、まず最大レバレッジを国内と海外でどれだけ違うのか、比較してみましょう。
国内・海外のレバレッジ 各7社を徹底比較!

FX最大の魅力と言っても過言ではない、レバレッジ。
個人 <<< 法人
国内 <<< 海外 ということで
国内FX業者と海外FX業者を合わせて、最大レバレッジを比較してみました。
※ドル円比較
★ 先ほどの通り、法人口座のレバレッジは変動制となっています。
★ 以下法人口座の最大レバレッジは、2018年12月3日~7日適用分を記載しています。
国内FX業者名 | 〈 個人口座 〉最大レバレッジ | 〈 法人口座 〉最大レバレッジ |
---|---|---|
DMM FX | 25倍 | 25倍 |
FXトレード・フィナンシャル | 25倍 | 73倍 |
YJFX! | 25倍 | 73.52倍 |
JFX | 25倍 | 73.52倍 |
SBI FXトレード | 25倍 | 74倍 |
ひまわり証券 | 25倍 | 76.91倍 |
GMOクリック証券 | 25倍 | 100倍 |
国内FXにおける法人口座のレバレッジは、変動制のためにパッと見ただけでも複雑ですね。

その理由は、2015年1月に起きたスイスフランショックにあります。
ユーロ/スイスフランの大暴落をきっかけに、当時レバレッジ規制がなかった法人口座における未収金が1法人顧客あたり1500万円 にまで膨らんだのです。
⇒ それを受けて現在は、法律としてレバレッジに規制が掛けられ、週に1回の見直しが入るようになっています。その為、毎週レバレッジがどう変動するのかをチェックする必要が出てきました。
では海外FXはというと・・・
海外FX業者名 | 〈 個人口座 〉最大レバレッジ | 〈 法人口座 〉最大レバレッジ |
---|---|---|
FBS | 3000倍 | 3000倍 |
GEMFOREX | 1000倍 | 1000倍 |
XM | 888倍 | 888倍 |
Iron FX | 500倍 | 500倍 |
Land FX | 500倍 | 500倍 |
Titan FX | 500倍 | 500倍 |
AXIORY | 400倍 | 400倍 |
海外FXでは、個人口座と同様にハイレバレッジの取引が可能ですね。
これだけレバレッジを選べれば、その分戦略も増えるでしょう。
ということで、
国内と海外の個人口座・法人口座のレバレッジ比較でした。
更に法人口座のデメリットもカバー出来る、海外FXのカンタンな法人口座開設方法を見ていきましょう。
法人の口座開設方法

ここから、海外FX業者の法人口座の開設方法について見てみましょう。
合わせて国内業者との比較をしながら、分かりやすく解説していきます。
個人口座より手間が多そう・・・
そんなイメージの方もいるかもしれませんね。
しかし、手順は個人口座とほとんど一緒なんです。
海外FXで法人口座を開設!《 最短3分 》
まず法人口座の場合、必要となる書類は下記になります。
- 身分証明証( 株主・各役員分 )
- 住所証明書( 株主・各役員分 )
- 法人の住所証明書
- 定款
- 登記簿謄本
※ FX業者により若干提出書類が異なります。
上記は一例ですので、開設の際には希望の業者HPをご確認ください。
口座開設申請後に上記必要書類をメールにて送付するのですが、
海外FXの場合、提出期限が「 1回目の出金処理を行うまで 」となっています。
なんとも良心的ですね。
また、発行が面倒だった登記簿謄本も今ではオンラインで申請し、
郵送で受け取れるようになっているので直ぐに用意できます。
さらに必要書類を見てお気づきの方もいると思いますが、
海外FX業者は日本の法律の適用外なので
もちろん マイナンバーは不要です。

以上が法人口座開設になるのですが、予想以上に簡単ですよね。
各社申請フォームは最短3分で記入できますし、国内業者と違って必要書類も全てオンライン上でデータとして送れるので、申請翌日にはIDとパスワードが送られてきます。
♦ 国内の法人口座開設
ちなみに国内業者はどうなってるの?
気になりますよね。
必要書類は、こちらも業者によって多少異なりますが、ほとんど共通しているのは下記の書類です。
- 為替証拠金取引口座設定約諾書
- 登記簿謄本(原本)
- 印鑑証明書(原本)
- 代表者の本人確認書類
- 取引担当者の本人確認書類 ( 代表者と取引責任者が異なる場合 )
- 法人番号指定通知書
必要書類が多く、手間が掛かりそうという印象を受けます。
また書類は郵送になるので、業者が書類全てに目を通しOKが出るまで1週間ほど時間を要するとのこと。
口座開設のハードルは海外より国内の方が高く、厳しいくなっているのが現状です。

ここまで、法人口座の税金対策や法人口座の開設方法について説明してきました。
国内FX業者よりも海外FX業者の方が、
税金対策や口座開設のしやすさに長けているというのは理解できたと思います。
しかし海外FX業者と言っても様々な業者がありますから、
いざ開設しようと思ってもどの業者を選んで良いか迷っちゃいますよね。
そこで数ある海外FX業者の中で「 おすすめの海外FX業者はどこか 」という話をしていきます。
おすすめの海外業者

では、法人口座を開設するのにおすすめの海外FX業者についてみていきます。
海外FX業者の中でおすすめの業者は、
GEMFOREX( ゲムフォレックス )という海外FX業者です。
なぜGEMFOREXがおすすめなのか説明していきます。
GEMFOREXがおすすめの理由
おすすめの理由は6つ。
以下の通りです。
- 信託保全アリ
- 最大レバレッジ1000倍
- スプレッド1.2pips
- ゼロカット
- 日本語サポートが充実
- ボーナスや特典の手厚さ
深く掘り下げる前に、少し用語のおさらいをしましょう。
「 信託保全とは? 」・・・ FX業者が、顧客から預かった証拠金を信託銀行に預けていること。これは、もし万が一FX業者が破産や倒産に追い込まれても、信託銀行に預けられている範囲内で資金を返還してくれる為、トレーダーにとっては安全のうちの一つなのです。また国内業者はこれが義務付けられています。
GEMFOREXは、
この信託保全という制度を採用しているFX会社で、
資金の安全性は国内FX業者と同等です。
安心ですね。

そして、法人口座のメリットとしてハイレバレッジというのが挙げられますが、
先ほどの表からも分かる通りGEMFOREXの最大レバレッジは1000倍となっています。
スプレッドに関しても、1.2pipsで海外FX業者の中でもトップクラスの狭さです。
また、個人口座と同様にゼロカットという損失補てんサービスを導入。
さらに日本語のサポート体制もあり、ボーナス特典が手厚いのも魅力的です。

このようにGEMFOREXは、
ハイレバレッジのリスクをもカバーできる、安全性のあるFX業者だと言えます。
まとめ
どうでしたか?
FXの法人口座を開設するなら、是非GEMFOREXをおすすめしたいです。
法人口座の開設は、必要情報を記入し、法人口座にチェックを入れるだけというのも簡単ですよね。

もっとGEMFOREXについて詳しく知りたい方は、
下記詳細ページまでどうぞ。