FXについての必須基礎知識

FXとは?「超初心者向け」

簡単!FXとは?

簡単にわかるFXの仕組みとは

簡単!FXとは?どうも、このサイトの管理人 兼 FXトレーダーのタツヒコです。このページではみなさんにFX(エフエックス)の意味を誰でもわかるように説明したいと思います。

というのも、FXの意味ってイマイチわかりにくいと思いませんか? 僕も自分ではじめてみるまでは、とにかくよくわからず理解するまで時間が掛かりました。

しかし本当はすごく簡単で、FXとは一言でいうと「外国のお金を安いときに買って高いときに売って儲けること」で、実は誰にでもできることなんですね。

それをいちいちFXとかトレードとかレバレッジとか横文字で言われるからややこしくなってしまうんですね。中身は全然むずかしいことはありません。

そこで、このページでは「FXとは?」について説明していきたいと思います。

さて、僕は先ほどFXとは、一言で「外国のお金を買ったり売ったりすること」だと言いました。はじめに、これがどういうことなのかもう少し詳しく説明していきましょう。

FXで儲かる仕組み

FXとは、Foreign EXchange(フォーリン・エクスチェンジ)の略で外国為替証拠金取引です。・・・わけわからんですね。忘れてしまっても大丈夫。FXをやっている人もこんな言葉は思い出しません。

繰り返しになりますが、FXは外国のお金を買ったり売ったりすること。売り買いを取引と言っているのですが、売り買いをする理由は、当然「儲けるため」、ということになります。

では、具体的にFXでは何がどうなって儲けることができるのかを説明していきます。

FXで儲かる仕組み

では、非常に簡単例を使ってみていきますね。

日本のお金「円」でアメリカのお金「ドル」を買うとしましょう。

午前8時、1ドルが100円で売られていたので、あなたの持っている100円で1ドルを買ったとします。その日の夜、午後6時になったときにドルの値段が101円になったとしましょう。あなたは前の日に買った1ドルで101円を買えることになりますね。

まとめると、所持金は・・・

午前8時より前 : 100円
午前8時より後 : 1ドル(購入)

(この間 1ドルが 100円 → 101円に)

午後6時より前 : 1ドル(売却)
午後6時より後 : 101円

100円が101円に増えたことになって、なんと働いていないのに、なんとお金が増えました。

このように売ったり買ったりすることを、取引=トレードと言います。

とてもわかりやすくするために非常に小さな金額で例えてみましたが、いくら増えたと言っても1円だけでは物足りませんね。ということで、次の例では思い切って100円の1000倍になる、10万円で取引してみましょう。

取引する金額が多いほど儲かる

100円で1ドルが買えるとき、10万円なら1,000ドル買えますね。それでは、10万円で1,000ドルを買ったとして、同じように

1ドルが 100円 → 101円

になったと考えてみましょう。すると、

1,000ドルはなんと 10万円 → 10万1,000円

になります。先ほどは1円の儲けでしたが、今回は1,000円の儲けですね。

100円を1000倍の10万円で取引をしたら、儲けも1円から1000倍の1,000円になったのです。

このように、取引のお金を100倍にすると儲けも100倍、取引のお金を1000倍にすると儲けも1000倍、倍々ゲームのように儲けが増えていきます。

しかし、ここで考えなければいけない問題が出てきました。このケースだとたったの1,000円儲けるのに10万円のお金が実際に必要となってしまうのです。

実際問題として1,000円でも正直1日の儲けとしは足りないですし、生活していけませんよね。もっと多くのお金を稼ぎたいと思っても、1万円儲けるためには100万円、10万円儲けるためには1千万円必要になってしまいます。

10万円を儲けるために1千万円を先に儲けなければならない・・・

・・・まるでニワトリが先か、タマゴが先かのような論争となってしまいそうな、なんてヒドイ話・・・

しかし、驚くことなかれ!そんなことはありません。なんと、FXには「レバレッジ」というものがあるのんですね。

儲けを何倍にも出来るのがレバレッジ

レバレッジなら儲けが何倍にもでは、レバレッジとは何なのでしょうか?

ここではややこしいことは言いません。いう事は一つだけです。

レバレッジの元の意味は「てこの作用」のこと。FXの取引で使うレバレッジの意味としては儲けだけを何倍にもしてくれるもの」ということになります。ただし、ここで気をつけなければならないことは、もうけが何倍になる反面、損も同じだけ増える場合があることに注意する必要があることを知っておかなければなりません。

また、ここで例を挙げてみていきましょう。

先ほどのように1ドルが100円から101円に動いたときを考えてみます。

このとき、10万円で取引しても儲けは1000円でした。このとき100倍のレバレッジを使えば、儲けは1000円×100倍の10万円になります。

そもそも、このレバレッジを使う取引のことを「FX」と言うことを覚えておきましょう。

レバレッジはFX会社によって違う

なぜこのようなレバレッジをかけることが出来るかというと、元手の何倍もの取引をそれぞれのFX会社がやってくれているからなんですね。このレバレッジはFX会社によって異なります。

例えば4万円の元手でいろいろなレバレッジの会社を選んだ場合にはこのようになります。

元手4万円 その時1ドルが
100円 ⇒ 101円に
なったら・・・
25倍の場合
100万円(4×25)
1万円(100万円→101万円)
100倍の場合
400万円(4×100)
4万円(400万円→404万円)
500倍の場合
2000万円(4×500)
20万円(2000万円→2020万円)
1000倍の場合
4000万円(4×1000)
40万円(4000万円→4040万円)

見てわかるようにレバレッジが大きくなると儲けも大きくなります。しかし、当然ですが損する額も大きくなるため注意が必要です。

また、FXをされる方でよく誤解する方が多いのですが、レバレッジ1000倍の取引ができるからと言って、必ずしも毎回自分の元手の1000倍の取引をしなければいけないわけではありません。

つまりレバレッジ1000倍というのは、1000倍までの取引が可能というだけで、1000倍以内であればいくらでも取引できるということ。そのため、レバレッジであればあるほど、単純に取引の自由度は高くなります

また、レバレッジが高い海外のFX会社を利用した場合には入金した以上のお金はかかりませんが、国内のFX会社を利用した場合、入金した以上のお金を請求される可能性があります。

これからFXをはじめるなら、まずは会社選びから

FX初心者の方がまずFXをはじめるためには、FXに使うお金を預けるFX口座 = FX会社を選ぶ必要があります。

FX会社とは、トレーダーのお金を預かって管理し、レバレッジで何倍もの取引を引き受ける会社です。FX会社によってレバレッジの高さやサービスが違のが特徴なのですが、このFX会社はどのような基準で選べばよいのでしょうか?

まず、FX会社は大きく分けて、国内FX会社と海外のFX会社に分けることができます。

このふたつの、もっとも大きな違いを以下にまとめてみました。

国内外FXの違い 国内FX 海外FX
金融庁の認可 日本 外国(無認可)
金融法による規制 あり なし
最大レバレッジ 25倍まで 3000倍
借金の危険性 あり なし

となっています(2020年1月現在)。

(国内外のFX口座の違いに関して、詳しくはこちら)

見ていただいてわかるように海外FXの方が金融庁の規制がない分、自由なサービスを展開できる点と借金の危険性がないのが大きいです。「いやいや、海外FXは安全面が不透明で、国内FXの方が入出金に対する信頼度が高いと言われることがありますが、実はそんなことはありません。そもそも入出金に対して信頼度が低いサービスなどすぐにつぶれてしまいますので、海外だろうと日本だろうと入出金におけるトラブルが多発している会社は利用してはいけません。そのためには自分でしっかりと情報を精査し、信頼のおける会社を見つける必要があります。

では、国内FXを利用しないほうが良いのでしょうか?実は国内FXにもメリットは当然あります。

国内FXの最も有利な点は税制面です。サービスの規制があって不利な分、こちらはさすがに国内FXに軍配が上がります。

とはいえ、最近ではやはり海外FXの至れり尽くせりのサービスが人気。口座開設ボーナスや入金ボーナスなどは、FXを始めるのにとても魅力です。特にFX初心者は借金の危険性のない海外FXの方が安全だと言えますね。

借金の危険性がないってどういうこと? 「ゼロカットの話」

ギャンブルと何が違うのか

よく「FXはギャンブルだ」と言われたことを聞いたことがあるかもしれませんが、FXはもちろんギャンブルではなく、投資です。

そもそもギャンブルというのは、パチンコや競馬といった意味で使われているのではなく、危険で勝てるかどうか分からないことを言います。

危険性に関しては、FX自体が危険なものとは一概には言えません。先ほど述べましたが、海外FXであれば基本的に入金した以上のお金が請求されることはありません。どれだけ負けても取り返しのつかないような金額を入金しなければまず問題ないのです。

FXはチェスやサッカーや仕事と同じく上達するもの

チェスやポーカー、サッカーや野球、受験勉強や仕事などと一緒で、FXで勝つためのやり方というものが存在します。また、経験すればするほど上達するものなのです。

ただ、ここで問題があるとすれば、FXは上達する前に負けてしまう可能性があるということでしょう。そのようなリスクを減らすためにも、まずは少ない金額でトレーニングをしたり、多少負けてもくじけたりせず、FXを続けた人だけが上達する可能性を秘めているんだ、ということを覚えておきましょう!

まとめ

Q. FXとは?
A. 外国のお金を買ったり売ったりすること。

Q. どうやって儲けるの?
A. 外国のお金を安いときに買い、高いときに売ることによって儲けることができる。

Q. 取引=トレードとは?
A. 売り買いすること

Q. レバレッジとは?
A. FXのレバレッジとは「儲けだけを何倍にもしてくれるもの」。国内FXではレバレッジは25倍まで、海外FXでは平均400~500倍、高いところでは3000倍というところもあります。

Q. ギャンブルとは何が違う?
A. ギャンブルは危険で勝てるかどうか分からないが、FXは投資であり経験によって上達するものである。しかし、ギャンブル同様に負ける可能性があることから、FXはギャンブルと混同されやすい。

Q. FXをはじめる第一歩とは?
A. FX会社を探すこと。まずFXに使うお金を預けるFX口座=FX会社を選ぶことからはじまる。FX会社には国内FX会社と海外FX会社があり、レバレッジやサービス面などから自分にマッチしたFX会社を選ぼう!