投稿者: | 19/07/2017

国家を敵に勝利した投資家「ジョージ・ソロス」



ジョージ・ソロス
  • ・イングランド銀行を潰した
  • ・個人資産は約3兆円
  • ・国境なき政治家
  • ・アベノミクスで1000億円儲けた
  • ・寄付したお金は約1兆5000億円
世界にはとんでもない人がいるものですね。

そのとんでもない人々の中でも投資家というのはとりわけ派手です。その派手な投資家のトップの中のトップ、ジョージ・ソロスについて紹介したいと思います。


ジョージ・ソロスって何者?


ジョージ・ソロスという投資家をご存知でしょうか。世界を代表する投資家の一人で、1930年にハンガリーで生まれたユダヤ系のバックグラウンドを持つ人物です。投資家といえばウォーレンバフェットが有名かと思いますが、ジョージ・ソロスはどちらかというと投機家という印象が強いかもしれません。世界の富豪ランキングにも名を連ねる名実ともに大物投資家です。

ジョージ・ソロスはもともと、宝飾品のセールスとして生計を立てていましたが、次第に金融の分野へと興味を持ち、ウォール街で働くことになりました。その後、ジム・ロジャーズとともにクォンタム・ファンドなるものを立ち上げましたが、このクォンタム・ファンドがのちに世界経済に大きな影響を与えるようになります。

このクォンタム・ファンドは、史上最強のヘッジファンドとも呼ばれ、1969年に1万円をこのファンドに投資していれば、30年後には3000万円になっていると言われるほどの運用をして見せました。

しかしジョージ・ソロスとジム・ロジャーズは、運用に対する考え方に違いから対立がうまれ、ジム・ロジャーズはクォンタム・ファンドを去ることになります。その後、世界経済を震撼させる出来事が起こります。


イングランド銀行をつぶした男


ジョージ・ソロスを指す最も代表的な異名は、イングランド銀行をつぶした男ではないでしょうか。ジョージ・ソロスがこの異名を持つようになったのは1992年、ポンド危機と呼ばれる事件を起こしたからです。

1992年当時、実際の経済状態から考えると割高な水準となっていたポンドに目をつけ、大量の売りを仕掛けました。市場は常に間違っていると考えるソロスらしい仕掛けです。ソロス率いるクォンタム・ファンドほどの強力な売りを引き金に、あらゆる投資家がポンド売りを仕掛けました。ソロスは、割高で売り安くなってから買いもどすということを目論んだわけです。

売られた通貨は価値が下がります。価値が下がれば貿易ほか国(イギリス)の経済に影響が出ます。イギリスの中央銀行であるイングランド銀行は、市場に介入しポンドを買い支えます。つまり値段が落ちないように国が抵抗したわけですね。しかし、ソロスは空売りの手を緩めません。

ジョージ・ソロスは日本円にして1兆円ほどのポンドを売ったといわれています。売れば売るほどポンドは下がるわけですから、買い支えたイングランド銀行は巨万の損失を出したといわれています。

一方でポンドの空売りだけでなく、ポンド安になることで儲かる企業の株を買い、損する企業の株を空売りすることで、ジョージ・ソロスは一晩で10~20億ドルの利益を得たそうです。ソロスが一国を相手に実質的に勝利を手にした日でした。


失敗談も半端ない


ジョージ・ソロスは儲けた成功談も華々しいのですが、それ以上に失敗談もド派手です。

さて、2000年前後にかけて世界株式は大相場を迎えることになりました。いわゆるインターネットバブルです。

どんなものの値段も上がるバブル、株でもなんでも買うほどに儲かります。これを高いうちに売れば利益は確定しますが・・・バブルが崩壊したときにはすべての損失を飲み込んで、すぐに資産を売り払わなければなりません。しかしバブルの崩壊時、少なくない人が自分の持つ資産価値がみるみる下がるのを、ただ指をくわえて見過ごしてしまいます。ジョージ・ソロスのそのうちの一人でした。

彼は、インターネットバブルの崩壊によって60億ドルもの損失を出してしまいました。これはこのバブル崩壊によって損失を被ったファンドの中で最も大きい損失額になります。これによって運用に規模は100億ドルから40億ドルにまで激減してしまいました。(2010年には270億円にまで増加しなおしたのは見事)

また、彼はインサイダー取引の疑いで有罪判決を受けたこともあります。1988年に、フランスの大手金融機関ソシエテ・ジェネラルの乗っ取りに参加するように頼まれたといわれています。彼は、株式取得は断ったのですが、のちに同社の株を買ったのです。2002年フランスの裁判所がインサイダー取引出ると判断し、200万ドルの罰金を科すことになりました。買収の話を事前に知っていながら、それとは関係ないところで対象の株を買ったことが違法行為と判断されたようです。200万ドルって2億円以上ですから、罰金の額もなかなかの額ですね。


日本についての主張も


世界を相手に儲けてきたジョージ・ソロスですが、日本についても意見を述べています。彼の意見から、日本の未来への不透明さと日本政府への期待の薄さを見て取ることができます。

2013年、黒田日銀総裁が「異次元の金融緩和」を発表した際のジョージ・ソロスの評価は、決していいものではありませんでした。

以下ソロスの発言から抜粋、要約。

  • ・25年も負債を積み上げ、経済は低迷が続いている
  • ・円安が続くと、海外に資金を移そうとする人が増え、円が崩壊しかねない
  • ・インフレ2%は実現可能かどうかわからないし、効果的かも不明

CNBCのインタビューでは、この政策を「かなり危険」だと論じ、円は暴落していくといっていました。イングランド銀行の次は日本銀行をつぶす気ですか?と聞くと、「日本銀行自身がそれを望んでいるんじゃないか」と返すほど、日本への期待感は少ないといえます。


弟子のヴィクターもすごい!


どこの世界にも師弟関係というものがあり、金融の世界においても成功者には必ず師匠や弟子がいるものです。

ソロスの紹介ついでに弟子の、ヴィクター・ニーダーホッファーについて見ていきたいと思います。ヴィクターはハーバード大学卒業後、シカゴ大学で経済学と統計学の博士号を取得し、ジョージ・ソロスの下でトレーダーとしての才能を見せつけます。ついにはジョージ・ソロス氏の下を離れ独立。1996年まで驚異的は運用成果を上げ、世界一の投資家と謳われます。

そんなヴィクターに対して、ソロスは自分の息子を彼に師事させトレーディングを学ばせました。それほど信頼していたのですね。

97年のアジア通貨危機で全財産と優秀なトレーダーをすべて失う経験を経て、その翌年に、再び立ち上げたファンド。資材をすべて売却し自宅を担保にして資金をつくって始めたそのファンドは、2001年から2006年にかけては年率で40%以上の運用成績を記録しました。負けてもただでは起き上がらないのが、本当の成功者の凄いところだったのですが・・・。

最後の最後には2007年のサブプライムローン問題により、75%以上の資産を失いファンドをクローズさせることとなってしまいます

ヴィクターに関しては、別の機会により詳しくご紹介しようと思いますので、今回はこの辺りで。





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